あくまで通過点だ。バドミントンの世界選手権5日目(26日、東京体育館)、混合ダブルス準々決勝が行われ、東京五輪銅メダルの〝ワタガシペア〟こと渡辺勇大(25)、東野有紗(26=BIPROGY)組がマレーシアペアを21―17、21―13で下し、3大会連続メダルが確定した。

 最後まで慌てることはなかった。第1ゲームの序盤は5―10とリードを許す展開だったが「最初はちょっと緊張してしまったけど、相手のペースに飲まれないように自分たちらしいプレーをしようと心掛けてできた」(東野)ときっちり逆転に成功。第2ゲームは「相手もキツいのは分かっていたので、我慢の勝負で勝てた」(渡辺)と、粘りで相手を振り切った。

 この日は男子選手の強烈なスマッシュを得点につなげるなど、要所で東野のレシーブ力が光った。「昨日の相手の選手のスマッシュが本当に早くて、全然タイミングが合わなかった」と反省し「今日はしっかりシャトルを見て返すっていうのを意識できたので、そこがよかった」ときっちり修正してきた。

 金メダルまで残り2勝。「明日もう一度チャレンジャーでやりたい」と渡辺。表彰台のテッペンは誰にも譲らない。