人気アイドルグループ「日向坂46」が23日、山梨県の富士急ハイランド・コニファーフォレストで野外単独ライブを開催した。

 当初は「W―KEYAKI FES.2022」と題し、21日と23日に日向坂46の単独公演、22日、24日に櫻坂46の単独公演を開催予定だったが、櫻坂メンバー5人が新型コロナウイルスに感染し、櫻坂の公演は両日中止になった。

 冒頭MCで、キャプテンの佐々木久美は、櫻坂キャプテンの菅井友香からの手紙を代読。「この度は櫻坂46の公演中止に関しまして、深くお詫び申し上げます。今年の“ケアフェス”を盛り上げてくれた日向坂のみんな、どうもありがとう。そして、暑い中お疲れさまです。日向坂46と櫻坂46は同じ欅から生まれたグループということで、これからもリスペクトし合いながら、いい関係を築いていけたらうれしいです。目に見えない感染症との戦いが続いていますが、来年こそ2チームがここに集えることを願っています」。

 櫻坂46は2020年10月に欅坂46から、日向坂46は19年2月にけやき坂46(ひらがなけやき)から日向坂46に改名した過去を持つ“姉妹”関係。菅井からのメッセージを読み終えた佐々木は「私たちは櫻坂46さんの魂も背負って盛り上げて楽しんでいきたい」とファンに呼びかけた。

 また、日向坂にとっても前日22日に影山優佳のコロナ感染が発表され、この日は20人がメンバーが出演。佐々木は「メンバーの影山優佳が体調不良ということで、今日のライブには出れなくなってしまったんですけど、影の分までメンバーで頑張りたい」と話した。