今年のテレビ界において、最もその動向が注目されている若手女優の1人、白石聖(27)。7月期の日本テレビ系ドラマ「一次元の挿し木」(日曜午後10時半)で、主演のHey!Say!JUMP山田涼介のバディー役として、日テレ系のゴールデン・プライム帯ドラマで初のヒロインを務める。
白石といえば、現在放送中のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」での好演が記憶に新しい。当初予定されていた永野芽郁の降板に伴い、急きょ主人公の幼なじみ・直役に抜てきされた。物語序盤の第9回までの出演ながら、主演の仲野太賀と紡いだ切ない人間模様は「涙なしには見られない」と話題を呼んだ。
大河ドラマ後、初のドラマヒロインが「一次元の挿し木」。この起用を「大河ドラマで注目された旬の女優の抜てき」と見るのは早計だ。舞台裏を取材すると、そこには日本テレビ側がかねてから描いていたキャスティング戦略が見えてくる。日テレ関係者の話。
「大河での話題性に関わらず、白石を連ドラのヒロインに据えるというのは前々からの既定路線でした。正直に言えば、うち(日テレ)が先に彼女を囲い込みたかったが、大河に先を越されてしまった、というのが本音なんです」
日テレがここまで白石にこだわる背景には、過去に出演した同局ヒット作の実績があるからだ。
櫻井翔が主演した占拠シリーズ第2弾ドラマ「新空港占拠」(24年)では、情報分析官役で高い演技力を見せた。
「現場スタッフは昨年7月期に放送された〝第3弾〟『放送局占拠』にも出演させたい意向だったが、急きょ白石さんの大河ドラマへの出演が決定したため断念せざるを得なかった」(同)
日テレ側とすれば、大河ドラマがなくても、当然の起用だったのだ。山田を相手に白石はどのようなバディーを演じるのか。注目の夏ドラマになりそうだ。












