NHK山形放送局の記者、弦本康孝容疑者(28)が強姦(ごうかん)致傷などの疑いで逮捕された事件で、前任地の山梨県でも同様の手口の犯行をしていた可能性が浮上した。
弦本容疑者の逮捕容疑は、昨年2月23日午前5時ごろ、山形県村山地方の20代女性宅に侵入して乱暴し、2週間のけがを負わせた疑い。県警によると「やっていない」と容疑を否認している。
2011年から15年まで甲府放送局にいたが、13年以降、山梨県内で就寝中の一人暮らしの女性が襲われる事件が相次いでいたという。山梨の複数の現場から採取されていた体毛などの遺留物と、弦本容疑者のDNA型が一致しているという。
自宅などから複数の鍵や下着が押収されており、鍵の入手方法に注目が集まっている。
防犯関係者は「鍵に刻まれている番号などを見れば、合鍵は作れます。家の前に止めた車のキーと家の鍵を一緒にしていて、車に挿しっぱなしのところの番号を盗み見ることはあり得ます」と指摘する。
また、「過去の事件では、犯人がマンションの管理業者を装って女性宅を訪れ、鍵番号を控え、後に合鍵を作って襲う事件がありました。別の事件ではワンルームマンションの一人暮らしの女性宅のノブをひたすら回し、鍵が掛かっていない家に押し入ったケースもあります。そして、襲った後に鍵を戦利品として奪う犯行もありました」と同関係者。
また、弦本容疑者がどうターゲットを定めていたのかにも、注目が集まっている。
ワンルームタイプのアパート、マンションだったとしても、そこが女性宅か男性宅かは不明のはず。「事件記者をやっていたのなら、玄関のマーキングを知っていたかも。訪問販売や勧誘の人が情報共有のため、表札や水道メーターに年齢層や性別、在宅時間などを家主に分からないように書くんです。たとえば『SW』だと独身女性とか」と同関係者は語る。
NHK強姦容疑記者に余罪? 前任地・甲府でも同様手口の犯行
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