先制弾をマークした森保ジャパンのFW浅野拓磨(27=ボーフム)が兜の緒を締めた。

 日本代表は2日に行われた国際親善試合のパラグアイ戦(札幌)で4―1と圧勝。浅野は前半36分にMF原口元気(ウニオンベルリン)のスルーパスに反応すると、冷静にループシュートを決め、流れを引き寄せた。試合後には「抜け出した時点でいろんな選択肢があった中、キーパーの位置を見て浮かすという選択肢をとった。入るか入らないかは五分五分の確率だったと思うが、入ってよかった」と安堵の表情を浮かべた。

 前回のロシアW杯は代表から落選。今回のカタールW杯への思いは人一倍強い。「今日の試合でアピールは多少できたと思うけど、僕の実力だと追い上げていかないとみんなに追いつけない立場だと思う」と危機感をのぞかせた上で「残りの試合でもっともっとアピールするとともに、まずこの4試合(6月の代表戦)で自分の全てを懸けるつもり。その後の準備も含めて、自分のやるべきことをコツコツとやるしかない」と気を引き締めた。

 残された時間は半年を切った。「本当に最後の半年がどれだけ重要かというのは、身に染みて感じている。ただ半年でざっくり見てしまうと、じゃあどこなのかとなってしまう。半年の意味は常に今だと思っている。今日からの準備を半年間やり続けることが大事だと思っている」。もう同じ思いはしたくない。自らの力でW杯代表の座を勝ち取ってみせる。