フジテレビの解説委員の風間晋氏が27日、「めざまし8」(フジテレビ系)に出演し、ロシアのウクライナ侵攻がフランスで開催中のカンヌ国際映画祭に与えた影響について言及した。
番組では、同映画祭が異例続きになっていると指摘。ウクライナのゼレンスキー大統領がオンラインで開会式に出席し、ロシアの軍事侵攻に対し、反対の声を上げるよう映画界に訴えたほか、ロシア人映画監督がウクライナ侵攻に反対を表明し、プーチン政権を批判した。
さらに、ウクライナ侵攻でロシア軍に殺害されたリトアニア人映画監督の遺作「マリウポリス2」が特別上映。レッドカーペットに乱入した女性が突然ドレスを脱ぎ捨て、上半身裸の下着姿となり叫び出し、警備員に連れ出される様子を紹介。女性は体にウクライナ国旗色のペイントを施し、ロシア兵によるウクライナでの性的暴行に抗議したという。
風間氏は「ウクライナでの戦争というのは虐殺だとか破壊、戦争犯罪が繰り返されているわけです。しかも注目を浴びているのが情報戦、宣伝戦、表現の自由、それに対する批判がクローズアップされ、それを抑圧することもクローズアップされている。映画や文化も状況によっては抑圧の道具として使われるということを東西冷戦時代の経験から欧州の人達はみんな知っている。ですから、今(カンヌ)で異例の事態というのが起きているんだと思います」と解説した。
同映画祭のコンペティション部門21作品には、日本の是枝裕和監督の初の韓国映画「ベイビー・ブローカー」が出品されている。同監督が2018年に同映画祭で最高賞パルムドールを受賞した「万引き家族」以来の受賞を果たすのか注目されている。












