〝朝ドラ効果〟で快進撃だ。大相撲夏場所3日目(10日、東京・両国国技館)、幕内琴ノ若(24=佐渡ヶ嶽)が大関御嶽海(29=出羽海)を撃破した。

 大関に土俵際まで攻め込まれるも、俵の上に右足を残して逆転の突き落とし。物言いの末、行司差し違えで白星を手にした。取組後は「正直、夢中で取っていたのであまり記憶にない。攻め込まれてはいたけど、最後にしっかり残せたのは良かった」と振り返った。

 春場所まで2場所連続で敢闘賞を獲得。今場所も初日の貴景勝(25=常盤山)、2日目の正代(30=時津風)に続いて大関を〝3連破〟と勢いは止まらない。土俵を離れれば、NHKの朝ドラ「ちむどんどん」を録画して鑑賞することが癒やし。オンとオフを切り替えながら勝負に臨んでいる。

 その琴ノ若は4日目に横綱照ノ富士(30=伊勢ヶ浜)に挑戦する。伸び盛りの24歳は「特別なことはない。自分のやれることを貫ければ」と気持ちを引き締めた。