自民党の小野寺五典元防衛相は24日、「日曜報道 THE PRIME」(フジテレビ系)に出演し、ウクライナ侵攻におけるロシアの目標について持論を述べた。

 番組ではロシアがウクライナ南部のオデーサを攻撃していると指摘。ロシア軍高官がウクライナに隣接するモルドバの東部にある親ロシア派の支配地域と「ロシアを陸路で結ぶため」と狙いを公言していることも紹介した。

 小野寺氏は「ロシアの最終的な目標は黒海沿岸を全部取ること。そうするとウクライナは一番重要な輸出品である穀物を輸出できなくなる。ここを押さえられると経済的にもロシアの言うことを聞くしかなくなる。オデーサまでいけば港を押さえられる。プーチン氏はこの辺りで収めるのではないか」と指摘した。

 米国はウクライナへの追加支援を決定。ドローンなどが提供されることになっている。

「ロシアも消耗しているが、そのことはロシア国内で報じられていない。時間が長引いてロシア国内にも(消耗が)分かってくると反プーチンも出てくる。ウクライナは自国防衛なので若い人たちは戦う意欲がある。足りないのは武器。武器が潤沢に供与されると段々と押し戻してくる。プーチン氏は最低、黒海に面するオデーサを塞いで手を打つのではないか」(小野寺氏)

 長期戦になる可能性もありそうだ。