フィギュアスケートの元五輪金メダリストで〝皇帝〟と呼ばれるロシアのエフゲニー・プルシェンコ氏は、自身のアイスショーで選手が負傷した事故について「偶然の産物」との認識を語った。

 16日に同氏が主催したショーで、北京五輪男子代表のエフゲニー・セメネンコが4回転ジャンプを試みた際、不自然な形で転倒し頭部を激しく強打。ふらつき、客席に倒れ、担架で救急搬送された。「脳震とう」と診断されたという。

 メディアでは氷の状態の悪化や、観客を増やすためにリンクが狭くなっていたのでは、などと運営上の安全策を疑問視する声も出ている。そんな中、プルシェンコ氏は「スポーツ・エクスプレス」に対し、自身の考えを告白。

「〝偶然〟の産物です。誰もが転ぶ。誰もが経験したことです。もし、練習中にも転倒は起こるし、倒れても、誰も知らないはずだ。フィギュアだけではなく、体操にでも起こる」と、めずらしいことではないと強調。演技途中で搬送されたセメネンコに対し「もちろん、彼が滑っていた報酬を全額支払うことになる」と、出演料は全額払うと明かした。

 先に〝ロシア軍称賛ショー〟を開催し、物議をかもしていたプルシェンコ氏。トラブル続きだ。