ロシアのフィギュアスケート界で〝皇帝〟と称されるエフゲニー・プルシェンコ氏が開催したアイスショーで、まさかの大事故が起きて波紋が広がっている。
プルシェンコ氏は先週に引き続き〝愛国ショー〟を開催したが、北京五輪男子代表のエフゲニー・セメネンコ(18)にまさかのアクシデントが起きた。
ロシアメディア「スポーツkp」によると、4回転ジャンプを行った際に不自然な形で転倒して頭部を激しく強打。演技を続けようとしたがふらつき、客席に向かって倒れ込んでしまった。担架で救急搬送される非常事態となった。
「セメネンコは意識はあるが、外傷性脳損傷の疑いがある」と脳にダメージを負っている可能性があり、ロシア国内では大事故として大々的に報じられている。
ロシアで注目を集める有望株を襲ったアクシデントは物議を醸しており、事故原因を追及する意見も上がっている。
同国メディア「ctニュース」は、会場の不備を指摘。「ショーを行うリンクの面積が大幅に狭められた。VIPの地位にある観客のために座席が追加されたが、フィギュアスケート選手が彼らの動きを計算することが困難になった。そのためセメネンコのジャンプは失敗し、彼は氷の上に倒れることになった」と急きょVIP席を設けたことが事故につながったと分析した。
また「もう一つの問題は、氷の状態だ。巨大な水たまりがあり、悲劇の一因となった可能性がある」とリンクの管理もずさんだったと糾弾した。
主催したプルシェンコ氏の責任が今後追及されることになりそうだ。












