北京五輪のスノーボード女子ハーフパイプ決勝(10日、雲頂スノーパーク)で冨田せな(22=アルビレックス新潟)が2回目に88・25点を叩き出し、銅メダルを獲得した。今シーズンから取り組んでいる〝ゲン担ぎ〟の効果があったようだ。

 1回目に86点をマーク。臨んだ2回目はフロントサイド1080(横3回転)を完璧に決めるなど、スピードや技の精度を高めて得点を伸ばした。1998年長野五輪で初採用となって以降日本女子ハーフパイプでは初のメダルに「そうなんだ…うふふふ。びっくりしてます。とてもうれしいです」と率直な感想を語った。

 五輪の戦いについては「正直、1本目を決められたのがすごくでかくて。2、3本目攻められたので、こうやって結果が付いてきて、すごくうれしいです」と笑顔で振り返った。その上で涙ぐみながら「オリンピックに出るのにたくさんの人たちに支えてもらった。たくさんの感謝の気持ちを伝えられたらな、と思います」と語った。

 2018年平昌五輪8位に続き2度目の出場となった銅メダリストは今季は「どんなに忙しくても部屋をきれいにすること」を目標に掲げていた。昨年12月には自身のSNSに「ちゃんと部屋の掃除をしたから怪我しないはず」と書き込んだように、身の回りを片づけるなど、きれいにすることで〝願掛け〟をしていたが、その成果が初のメダルにつながったようだ。