北京五輪に出場している韓国選手団が、昨夏の東京五輪と同様に自国選手のための給食支援センターを開設して「K―弁当」と自画自賛している。
韓国メディア「ノーカットニュース」は「日本を打ち負かした〝K―弁当〟の威厳」と題して、北京五輪で稼働している給食支援センターを特集した。
「昨年の東京五輪を覚えているか? 放射能汚染の恐れがある地元食材の代わりに、太極戦士のために韓国で直接空輸した食材で弁当を作って選手団に提供した」と昨夏の東京五輪で韓国チームによる給食支援センターが開設されたきっかけを改めて説明。その上で「当時、日本のマスコミは韓国が弁当を作ることについて不快感を表したりした。しかし米国など他の国でも弁当を作って提供すると、不満の声がすっかり消えていった」と日本との間で物議を醸したと指摘した。
それでも今回の北京冬季五輪でも開設することに。すでに一部の韓国選手が選手村で提供される食事を「最悪」などと批判しており、選択は各自の自由だが今後は配布される弁当を多くの選手が利用することになりそうだ。
同メディアは「K―弁当は選手たちには本当に心強い力になるだろう」と力説。韓国は独自の弁当で躍進を狙うことになりそうだ。