北京五輪開幕を間近に控えた31日、米国のカーリング混合ダブルス代表がメインプレスセンター(MPC)で記者会見を行い、憧れの〝聖地〟に感激の声を上げた。

 同競技代表のクリストファー・プリス(34)は2010バンクーバー大会以来の出場。12年ぶりの選手村には「同じユニホームを着て、新しい友達をつくったり、ここまでの道のりを共有できるのは本当に素晴らしい」と感慨深げだったが、それ以上のサプライズが用意されていた。

 今大会のカーリング会場は、2008年北京夏季大会の競泳が実施された国家水泳センター。あの競泳界のレジェンド、マイケル・フェルプス(米国)が金メダル8個を獲得した伝説の地で自身も戦うことにワクワクが止まらない。

 プリスは「昨日、会場に入ると、まず2008年北京大会の大きな垂れ幕と飛び込み台が目に入った。右に曲がると美しい天井が見えた。我が国で最も偉大なオリンピック選手と同じ特別な場所に立ち、そのレースに出場できるなんて、ただただ素晴らしい経験だ」と興奮気味。さらに、フェルプスへのこんな思いも口にした。

「私のオフィスにフェルプスの写真を額縁に入れて飾っているんだ。サインも入っている。ソファに座り、あのレースを今も思い出しているんだ」

 敬愛するオリンピアンの躍動に思いをはせ、自身も12年ぶりの夢舞台へ挑む。