いったい、どうしてしまったのか。大相撲初場所10日目(18日、東京・両国国技館)、大関正代(30=時津風)が関脇隆の勝(27=常盤山)に寄り切られて6敗目(4勝)。過去7勝3敗と合口のいい相手に一方的に攻め込まれ、反撃できないまま力なく土俵を割った。取組後は報道陣によるオンライン取材に応じることなく、国技館から引き揚げた。

 今場所は貴景勝(常盤山)が休場し、大関は正代一人だけ。本来は横綱照ノ富士(伊勢ヶ浜)の対抗馬となるべき立場にありながら、優勝争いに絡めないふがいない状況が続いている。今のままでは勝ち越しすら厳しそうな雲行き。いよいよ、来場所のカド番が現実味を帯びてきた。