まだまだ老け込むつもりはない。大相撲初場所6日目(14日、東京・両国国技館)、幕内玉鷲(37=片男波)が横綱照ノ富士(30=伊勢ヶ浜)を突き落として5勝目(1敗)。立ち合いから鋭く当たってのど輪で押し込むと、最後は引いて相手が手をついた。
過去の対戦であと一歩のところまで追い込みながらも黒星を喫していただけに、取組後は「何回も土俵際まで行っていつも負けていたんで、ようやく。よかったなと思ってます」と安堵の表情。その一方で通算4個目の金星を「いいですね、やっぱり」とかみしめつつ「まだ実感はない? そうですね。自分の取組を見て実感したいですね」と率直な感想を語った。
2004年初場所の初土俵から18年、玉鷲は一度も休場することなく土俵に立ち続けている。また、37歳になっても衰えを感じさせることなく、今場所は1横綱1大関を撃破。元気の源は「食べたいものを食べること」で、前日はすき焼きに舌鼓を打ったという。
3年前の初場所で初優勝を果たしたが、本人は「昔のことなので忘れました(笑い)」と冗談交じりに話す。とはいえ、トップとは1差で何が起きてもおかしくない。「まだまだこれからなので、自分の相撲を取っていきたい」と玉鷲。ベテランが主役の座を奪うのか。












