伊東競輪のGⅢ「開設71周年記念」(椿賞争奪戦)は17日、2日目を行った。二次予選6Rでまくりを決め、初日特選から連勝の原田研太朗(31=徳島)が完全復活を果たしている。が、復活に至るまでの道のりは険しかった。
オレは腐ったミカンじゃない――。「何年かに一回あるんですけどね。突然、104点くらいに落としたりするんです。でも今回は長すぎるぞと、いろんな先輩方に言われた」。今年はGⅠ競輪祭の出場権利が取れないほど、長い期間低迷してしまった。
「腐ってましたね。練習も身が入らないし、気持ちも乗ってないから自転車も進まないし…」
体調も崩し、輝きを失った。だがようやく、すべてを取り戻した。スイッチオンのもとになったのは二つ。
「若手も出てきたし、一緒に練習して、いい刺激を受けている」また、「今年は同世代がGⅠを勝っていて」
松浦悠士(31=広島)、郡司浩平(31=神奈川)らが活躍する中、俺は何をやっているんだ、という思いがあった。
今節は「連日展開が向いて、踏み込んでいるというより、吸い込まれている感じ。でも初日は思ったよりタイムが出ていたし、冬にしては脚が回っている」と流れがいい。
年明けには高松(1~3日)で超ド級の新人・犬伏湧也(25=徳島)と一緒のあっせんがある。「初笑いになるか…」。まさか初泣きというわけにはいかない。ツヤツヤのみかんとなって、来年に向かうためにも決勝進出は外せない。












