129期、130期のルーキーを取り上げる「Challenge! 新人競輪選手紹介」。今回は伸びシロたっぷりのガールズレーサー、森この芽(21=愛知)が登場。幼い頃からの夢を叶えて競輪選手になったルーキーが次に見据える野望とは。
〝この芽〟はどこまで伸びるのか――。
愛らしい名前は、生まれたばかりのとき、両親が4つの候補を読み上げた際、「この芽」で笑ったことから名づけられた。「独り立ちできるように、という意味を込めて付けてくれたそうです。まだ自分と同じ名前の子に会ったことがないし、気に入っています」と話すと、満面の笑みを浮かべた。
父が競輪ファンで、小さな時から各地の競輪場のイベントに付いていくうちに競輪は身近な存在になった。「10歳のときの『2分の1成人式』で、夢を語る場面があり、そこで競輪選手になりたいとすでに言ってたみたいです(笑い)」と、夢は幼心に定まっていた。
自転車競技は高校から始めたが、「競輪学校は厳しいと聞いていたので、今のうちに親元を離れないと(選手に)なれないのかなと思って」と、地元の静岡を離れ、千葉の拓殖大学紅陵高校に進学した。
高校時代は目立った活躍はできなかったが「選手になることを見据えていたので」と、ゴールはブレなかった。競輪学校には3度目の試験で合格。競輪界のレジェンド・神山雄一郎氏が養成所所長に就任しての一期生になった。
卒業後のデビュー場所となった5月ルーキーシリーズ松山では「神山所長が最終日に来てくれて、成績が悪くてどうしようか悩んでいたけど、『練習しかないんだよ』と。その日は4着だったんですが、『練習したからこそ最後に伸びたんだよ』とも言ってもらいました」との言葉を胸に、日々の練習に励んでいる。
幼少期からガールズケイリン選手を志してきたが、目標とする選手は誰なのか。そんな問いには「当時からいずれは戦う相手、ライバルだと思って見ていたので、憧れや目標はいないです」ときっぱり。
ルーキーシリーズ、本デビューとここまで結果は付いてきていないものの、前受けからの飛び付きや強い選手へのマーク、自らまくりに行く姿勢を見せるなど、さまざまな戦法に意欲的に取り組んでいる。そんな取り組みの中で「いろいろ試さないと得られないものがあるので、失敗して修正してを繰り返してこの半年間で仕上げていきたい」と成長への青写真を描く。
「目標はまずは1勝すること。最終的には先行でグランプリを取ろうと思っています!」
〝この芽〟はどこまでも伸びていく――。そんな期待を抱かせる楽しみなルーキーが現れた。
Q&A
――推しは
森 白浜亜嵐(GENERATIONS)です。養成所にいる間、ずっとDVD観てました(笑い)。8月の松山オールスターに来るんですよ~。見に行きたかった。
――趣味は
森 買い物が好きで、よく出かけています。あとは登山に行ったり、おいしいものを食べるのも好きです。特にオムライスは大好きです!
☆もり・このめ 2005年2月3日生まれ、静岡県湖西市出身。155センチ、57キロ。ホームバンクは豊橋。師匠は小林信晴(愛知・83期)。












