フランス1部パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマール(29)が、契約を結ぶ大手スポーツ用品メーカー・プーマ社のシェア拡大に貢献している。

 ネイマールはプロ入り前の13歳からナイキ社と契約していたが、金銭面などで折り合いがつかず、昨年8月いっぱいで契約を解除。その後、プーマ社との契約が発表され、同社の看板選手となった。それから1年3か月が過ぎた中、ブラジルメディア「エスポルテ」が、母国のスター選手がプーマ社に与えたインパクトについて伝えた。

 プーマ社はネイマールに年間2000万ユーロ(約26億円)と破格のスポンサー料を払っている。同社と契約する陸上男子陸上男子100メートルの世界記録保持者、ウサイン・ボルト氏(ジャマイカ)の900万ユーロ(約12億円)をはるかに上回る。それでも元は取れているようだ。同社のビョルン・グルデンCEOはネイマールとの契約について「我々が行った中で最高の投資だ」と断言したという。

 例えば、ネイマールがプーマ社との契約後に着用したスパイクは、ナイキ社と契約しているときに発売されたモデルだが、一気に2倍の売り上げを記録。またフランスのトップリーグ選手では、3年前に着用率が7%だったにもかかわらず、いまや21%まで伸びた。ちなみにアディダス社が45%、ナイキ社が32%となっている。

 グルデンCEOは〝ネイマール効果〟でさらなる売り上げ増を狙っているという。現在、本人は先月末に左足首を負傷して離脱中だが、契約メーカーとしては1日でも早い復帰を願っているだろう。