カーリング女子日本代表のロコ・ソラーレ(LS)が北京五輪切符のかかった世界最終予選(オランダ・レーワルデン)を勝ち抜くカギは〝序盤戦〟にありそうだ。

 今大会は参加9チームが総当たり戦を行い、1位のチームがまずは出場枠を獲得。残る2枠は2~4位の3チームが争う。2018年平昌五輪銀メダルの韓国や3位決定戦でLSと対戦した英国、欧州選手権銅メダルのドイツやイタリアなど、多くの強豪チームが出場予定で、平昌五輪銅メダルのLSでも勝ち抜ける保証はない。

 基本的にLSはスロースターターで後半に調子を上げていくタイプ。しかし、1998年長野五輪女子代表の大沢明美氏は「入り方が大事になってくる。この大会は一発目からポーンといかないといけない」と分析する。

 北京五輪に出場するためには、予選で4位以内に入るのが絶対条件。LSは初戦でイタリア(11日)、2戦目でドイツ(同)と対戦した上で、英国(13日)と韓国(15日)などと相まみえる。大沢氏は「混戦になった場合、イタリアとドイツが(4位以内に)入ってくると思う。勝っておかないと(英国戦や韓国戦を前に)残りの試合を全勝しないといけない状況になってしまうかもしれない。イタリアとドイツは確実に勝っておきたい」と指摘。序盤で白星を落とした場合、早くも背水の陣に追い込まれる可能性もあるわけだ。

 ただLSは直近の国際大会で優勝。今大会に向けて調子を上げており、大沢氏も「勢いそのまま戦ってほしい」と期待を寄せる。2大会連続の五輪メダルへまずは出場権確保が最優先だ。