【令和の最新缶チューハイ事情】家飲みのお供はサワーだけではありません。中でも近年、安定した市場をつくり上げているのが缶ハイボールです。家庭で飲まれるのが一般的になってまだ10年余り。現在のラインアップを、その歴史とともに、SNSでも人気の研究家に分析してもらいましょう。どうやらユニークな特徴を持った商品も登場しているようで…。 

 こんばんは。年間1000本の缶チューハイを飲む缶チューハイ研究家・ストロングおじさんです。

 今回は缶チューハイにとってはライバル的存在である、缶ハイボールの特集です。

 今では当たり前のように飲まれるハイボールですが、現在のハイボール人気のきっかけはご存じでしょうか? それは、サントリーが2008年に開始したハイボール復活プロジェクトです。

 当時、若い世代を中心にウイスキー離れが進んでいました。そんな中、サントリーはウイスキーをもっと気軽に楽しんでもらうため、ハイボールの新しい飲み方を提案。そのポイントは、レモンを軽く搾って飲む、7~8%の適度な度数で飲む(従来は12%程度が主流)の2点です。

 この飲み方により「重く、酒の香りが強い」というウイスキーのイメージが一新され、ハイボールは爽やかにゴクゴク飲めるお酒として人気が爆発。ビール、チューハイに並ぶ居酒屋の酒の定番となりました。

 そして、今度は家庭でもハイボールを気軽に楽しめるよう、09年以降に缶ハイボールが続々と発売されていきます。

 今回は、仕掛け人のサントリーを中心に、入手しやすい大手3社の通年販売品をいくつか紹介しつつ、各商品の特徴をまとめてみました。味や度数、ウイスキー感の強さなど、それぞれに違いがあってなかなか興味深いですよね。

 一覧にしてみると、居酒屋の味の流れをくんだ「レモンの香りをほのかに利かせたスッキリ系」が多いですが、最近では「低アルのハイボール」や「まるでレモンサワーのような濃いレモン感のハイボール」等、個性的な製品も増えています。ぜひ、お好みの一本を探してみてください!

 ☆ストロングおじさん 年間1000本以上の缶チューハイを飲む缶チューハイ研究家。得意のパワポを駆使し、新製品のレビューから企業の製品開発・プロモーション企画の支援まで手がける。公式サイトは「ストロングおじさんのパワポでまとめるRTDの世界」。ツイッターは【@strong_ojisan】。