11月11日に世界王座初挑戦が内定している東洋太平洋女子スーパーバンタム級王者の高野人母美(ともみ=28、協栄)が自身初となるキャンプを計画していることが12日、明らかになった。その行き先はアジア屈指のリゾート地。異色の9頭身モデルボクサーが頂点取りに本腰を入れる。
6月に自身初のベルトとなる東洋太平洋タイトルを獲得した高野は、11月11日に東京・後楽園ホールでWBO女子世界スーパーフライ級王者ダニエラ・ロミナ・ベルムデス(26=アルゼンチン)に挑むことが内定している。
節目のプロ10戦目で迎える大一番。悲願の世界制覇に向けて、協栄ジムの金平桂一郎会長(49)は高野にとって初めてとなるキャンプを行うプランを明らかにした。ボクサーが試合前に走り込みやスパーリングを目的としたキャンプに突入するのは、よくあること。期間や場所は人それぞれだが、高野の場合はモデルやタレントとしての活動が多忙を極めるため、これまでキャンプの時間を確保することが困難だった。
それが今回は「世界」がかかった試合ということで、初のキャンプ敢行を決意。詳細な日程と期間はこれから調整することになるが、場所はアジア屈指のリゾート地でもあるセブ島(フィリピン)だ。
過去にはビキニの水着姿で公開練習を行ったことがある高野だけに「セブ島」の響きだけを聞くと、なかばバカンス気分でのキャンプを想像してしまうが…金平会長はこれをキッパリ否定。「フィリピンなら、いろいろなタイプのスパーリング相手がいますから」と話し、目的は本番に向けて実戦形式の経験を積むことと説明した。
とはいえ、せっかくセブ島まで行って朝から晩までボクシング漬け、という拷問のような生活を強いるわけではない。「いくらなんでも24時間練習するわけではありませんから。合間にきれいな海や景色を見たりすれば気分転換にもなるでしょう」(金平会長)
スパーリングではアジアの猛者を相手にして、獣のように闘争本能を研ぎ澄まし、それ以外の時間ではプールサイドやビーチでのリラックスタイム。
モデルボクサーがオンとオフを使い分け、世界の頂点を目指す。
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