女子プロレス「スターダム」の“ビッグルーキー”こと林下詩美(20)が10日、強敵からのベルト奪取を誓った。

 14日の東京・後楽園ホール大会でバイパー(27)の持つSWA世界&EVE認定インターナショナル2冠王座に挑戦する。昨年8月のデビューから破竹の勢いで勝利を重ね、タッグ王座獲得に続きプロレス大賞新人賞まで受賞したが、今回ばかりは下馬評も不利だ。

 理由はその体重差。バイパーは詩美より35キロも重い100キロの巨体を武器にしているのだ。昨年大みそかに話題となった世界最強ボクサーと天才キックボクサーの体重差ですら約7キロだったことを考えれば、勝ち目がないように思える。

 しかし、詩美は自信満々だ。支えるのは独特の家庭環境。言わずと知れたタレントの“ビッグダディ”こと林下清志の三女で、幼少期から父に柔道を仕込まれてきた。「私は本当に小さいころから柔道で、自分よりはるかに大きい父やきょうだいに投げられて育ってきたんですよ。だから大きい相手と戦うほうが、実は得意なんです」

 柔よく剛を制してバイパーを下すと意気込む詩美は「相手がパワーで無理やり来ようと一歩踏み出してきたところで足を刈るとか。力で来る相手ほど、柔道が生きてくるんです。今までは見せたことがなかった林下詩美をお見せしますので、楽しみにしていてください」。これまで恵まれた体格を武器にしてきたビッグルーキーがどんな新境地を見せてくれるか、注目だ。