ソフトバンクは6日の楽天戦(みずほペイペイ)に2―1で競り勝ち5連勝。貯金は今季最多を更新する「31」、マジックは2つ減り「16」となった。

 背番号17が久しぶりの白星を挙げた。先発の有原は5回まで無安打投球を披露。しかし、6回に無死一、三塁のピンチを背負うと、併殺崩れの間に1点を失った。なおも一死一塁で、次打者につなげられれば同点も覚悟の局面だったが、ここで女房役の海野がリードの大きかった走者を見逃さず、すかさず一塁けん制。見事にアウトを奪いピンチの芽を摘んだ。

 有原は7回1失点の好投。8、9回は松本裕、杉山が無失点で抑え、右腕は今季11勝目を手にした。試合後、小久保監督は海野のけん制について「有原自身もビッグイニングをつくる試合が続いていた。あのプレーは本当に大きかったと思う」と称賛した。

 この日は孫正義オーナー(68)が今季初観戦。指揮官は「本業でそれどころじゃない中でわざわざ駆けつけていただいた。なんとか勝ちたいなと」と安堵した表情を見せた。

 日本ハムが敗れたことでゲーム差は「4」に広がり、マジックは2つ減った。それでも指揮官は「残りゲームでこのマジックじゃ(まだまだ)ね。阪神ぐらいだったら確定でしょうけど」と気を緩める様子はない。シーズンは残り20試合、リーグ連覇へ向けて勢いが増してきた。