第107回全国高校野球選手権大会第6日(11日)第3試合は高川学園(山口)が未来富山を8―5で下した。
好投手・江藤(3年)を攻略した。4番で主将の遠矢(3年)が本塁打を含む5打数3安打5打点の大暴れ。13安打を浴びせて初出場の未来富山をねじ伏せ「ずっと練習してきたことを甲子園の舞台で結果で出せた。3年間頑張ったかいがあったと思う。いい投手を崩すためには相手にいやらしい攻撃をすることを意識した。初回から球数を投げさせられたし、狙い通りの攻撃ができたから8得点につながった」(遠矢)と胸を張った。
2点を追う2回、左腕・江藤の110キロのカーブをゆったりとしたスイングで左翼席にまで運んだ。反撃の口火を切る一発にも「ホームランを打とうと思って打ったわけではないけど、ボールの飛び方だったり、甲子園でホームランを打つのは夢でもあった。打った時はうれしかったけど、まだ試合の途中だったんでしっかり気を引き締めてベースを回っていた」と冷静さを失わなかった。守りでは捕手として先発の木下(2年)、エース松本(3年)の2投手を好リードし「富山大会を強い打線で勝ち上がってきたチーム。投手の良さを引き出しながら相手に思い通りのスイングをさせないよう意識した」という。
松本監督は「出来すぎだと思う」と苦笑いしながらも「江藤くんのストレートを思い切って打とうということでした。思い通りに選手が動いてくれたと思う。変化球にも合っていた。先制されても落ち着いている様子を見てすごくたくましかった。ああ、強いなと思った」と選手の成長に目を細め、大活躍の遠矢を「頼れる4番でキャプテンだなと思ってます」と褒めた。学校初の甲子園2勝に向け「目の前の試合を精いっぱい頑張りたい」と気を引き締めた。












