サッカーのクラブW杯決勝トーナメント1回戦(29日=日本時間30日、米国・アトランタ)、パリ・サンジェルマン(PSG、フランス)がインテル・マイアミ(米国)を4―0で下し、ベスト8入りを決めた。前半だけで4得点のゴールラッシュで元同僚のFWリオネル・メッシ擁するチームを粉砕。大会制覇へギアを上げている。

ネベス(中央)のゴールを喜ぶPSGイレブン(ロイター)
ネベス(中央)のゴールを喜ぶPSGイレブン(ロイター)

 欧州チャンピオンズリーグ(CL)を制した強豪が、格の違いを見せつけた。前半6分、FKからMFジョアン・ネベスが頭で合わせて先制。さらに同39分、高い位置でボールを奪うと、最後は再びネベスが決めリードを広げた。勢いは止まらない。前半終了間際の44分、FWデジレ・ドゥエの速いクロスがオウンゴールを誘発し3点目。さらにアディショナルタイムにはDFアクラフ・ハキミがゴールを決め、前半だけで4点を奪った。

 後半には今後を見越して早めの選手交代も実施。一方のマイアミは後半35分にメッシがヘディングシュートを放つ場面もあったがGKジャンルイジ・ドンナルンマがセーブ。欧州王者は後半に追加点こそ奪えなかったが、4―0と圧倒して勝利を収め、8強入りを決めた。試合後にはハキミがメッシとユニホーム交換をし話題となった。

 大会公式サイトなどによると、PSGのルイス・エンリケ監督は「満足している。試合の入り方が良かった。後半こそチャンスは少なかったが、多くの好機をつくった。私は幸せだ。すべての選手に満足している、彼らは正しいメンタリティーを持っていた」と評価。準々決勝を前に、2日間のオフを選手に与え、家族らと過ごすことで心身ともにリフレッシュさせることになった。

 また2得点を決めたネベスは「4―0で勝っていても、私たちは止まらなかった。自分たちのゲームを続け、ポジティブな1日だったと思う。1試合で2ゴールを決めたのは初めてなので、とてもうれしいが、勝てたことの方がうれしい」と語った。

 準々決勝の相手はフラメンゴ(ブラジル)を下したバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に決定。注目の一戦となりそうだ。