エンゼルスのマイク・トラウト外野手(33)の〝神対応〟を米メディアが絶賛した。

 12日(日本時間13日)、敵地ヒューストンで行われたアストロズ戦でトラウトは2回、スタンドに入りかかった右邪飛をジャンピングキャッチ。だがアストロズファンがグラブからボールをもぎとった。

 審判はスタンドインと見なしファウルの判定。トラウトが猛抗議をするも判定は覆らなかった。一歩間違えれば大ケガにつながりかねない〝暴挙〟の映像はたちまち拡散され批判を浴び、同ファンが警備員に退場させられる映像も流れた。

 だが米誌「スポーツイラストレーテッド」は「エンゼルスのマイク・トラウト、妨害にもかかわらずアストロズファンとその息子のためにボールにサイン」との記事を配信した。

「多くのファンがこの事件を、ワールドシリーズ第4戦でドジャースのムーキー・ベッツがヤンキースファンと口論した場面に例えた。この騒動を妨害したファンは、メジャーリーグの全球場から無期限に追放された」と昨年の〝事件〟を振り返ると、「それでもトラウトは、ボールを自分がキャッチする前に(ファンの)指に当たったと明かした。つまり、当初考えられていたようにキャッチではなかったということだ」とトラウトの証言を掲載した。
 
 さらにトラウトは4―1での勝利後、妨害ファンとその息子に会うとボールにサインしバットを贈ると記念撮影に応じた。この行為に同記事は「トラウトはフィールドでの出来事の後、明らかにイライラしていたが、アストロズファンとその息子との予期せぬ再会は彼の性格を物語っている」と感嘆していた。