6月開幕の欧州選手権(ドイツ)に臨むイングランド代表が発表した新ユニホームを英国のリシ・スナク首相が痛烈批判したと、英「BBC」など各メディアが報じた。
米スポーツメーカーの「ナイキ」が作成した新ユニホームは襟の後ろにはイングランド旗のセントジョージ十字が刻まれているが、本来の白地に赤十字ではなく、青や紫を加えた新デザイン。ガレス・サウスゲート監督は「私の頭の中では白地に赤の十字でなければ、それはセントジョージの十字架ではないと考えている」と発言した。
さらにスナク首相も新ユニホームのデザインについて「いじるべきものではない」と苦言を呈し、労働党のキア・スターマー氏も「変える必要はなかった。元に戻すべきだ」と、承認したイングランド協会(FA)の決定を批判した。
これにFA側は声明で「セントジョージ十字をイメージしたデザインが使われるのは初めてではない。1966年W杯優勝チームへの賛辞を意味する」とし、新ユニホームの回収や変更を行わないという。ナイキも「気分を害する意図は決してなかった。FAと協力して1966年の英雄をたたえるのが目的だった」とコメントした。
イングランド代表は23日にブラジルと対戦するが、新ユニホームをめぐって政府関係者も巻き込んだ大きな議論に発展しており、波紋はさらに広がりそうだ。












