イングランド・プレミアリーグで日本代表MF三笘薫(26)が腰の負傷により離脱したブライトンが苦しんでいる。

 欧州リーグ(EL)決勝トーナメント1回戦第1戦でローマ(イタリア)に0―4で敗れた。ミスから失点するなど名門クラブに主導権を握られて完敗したことに、ロベルト・デゼルビ監督は「私たちは自分たちの試合をした。全力を尽くした。おそらく今の我々のベストは、このパフォーマンスだ」と自戒の意味を込め、コメントした。

 ブライトンはこの日の試合を含め、三笘が不在となった2月24日のエバートン戦以降、公式戦4試合で1分け3敗の未勝利。しかも得点はわずか1(失点9)と低空飛行が続いている。三笘以外にもケガ人が続出していることもあり、指揮官は「私たちは多くの苦しみを抱えている。あまりにも多すぎると思う」と頭を抱えていた。

 デゼルビ監督は三笘が長期離脱すると発表した2月27日の記者会見で「最悪、最悪な状況だ。シーズン終盤まで三笘を失うことになる」と嘆いていたが、実際に試合結果に表れてしまった。この状況に地元メディア「Argus」は「デゼルビ監督は負傷したスター選手がどれだけ恋しいかを人々は想像できなと語っている」とし、英紙「ミラー」も「三笘の負傷はブライトンにとって残酷な打撃である」と伝えていた。

 ブライトンは初の欧州大会で8強入りを狙っていたものの、第2戦で巻き返すのは極めて困難な状況にある。指揮官は「進歩しなければならない。一つ上のレベルに到達するために」と語っていたが、三笘抜きでチームを再建できるか。