元女王が新兵器で〝上昇気配〟だ。女子テニスの世界ランキング77位・大坂なおみ(24)は2日(日本時間3日)、マイアミ・オープン決勝で同2位イガ・シフィオンテク(ポーランド)と今季初優勝をかけて激突する。昨年は「うつ」を告白して長期休養。今年に入ってからもゲーム中に観客のヤジに涙を見せるなどメンタルの乱れを露呈したが、プレー内容は強さを随所に見せている。
その要因の一つが、今季から使用する新ラケットだ。大坂はヨネックス社の「EZONE」シリーズを2014年から愛用。今年からスカイブルーの新モデルを使っており、昨年オフに試打を行った際に「よりパワーが増して、打球感が良い」と気に入ったという。
同社の担当者は「大坂選手はパワフルなショットが武器。パワーをボールに伝え、ショットをより強力にする同シリーズがプレーにマッチしている」と説明。シャフト部分には復元力が高い新素材を採用し、剛性を強めた新構造にしたことで従来より反発性能が向上した。グリップには振動吸収素材が内蔵され、芯を外しても打ち負けない飛びを実現。「パワーと柔らかな打球感が両立した」という自信作だ。
ちなみに昨年は感情的になり、ラケットを叩きつける場面もあったが「ラケットは国内の自社工場で最新の技術と熟練の技で1本ずつ丁寧に生産を行っています。残念なことが今後は起こらないように望みます」(同)。強力な〝相棒〟とともに初Vをつかめるか。












