テニスの4大大会、全米オープン(8月31日開幕、ニューヨーク)の主催者は4日、シングルスの出場予定選手を発表し、男子世界ランキング2位のラファエル・ナダル(34=スペイン)は欠場することになった。

 世界3位のロジャー・フェデラー(38=スイス)に続くトップ選手の欠場。ナダルは自身のツイッターで「様々な検討の結果、今年の全米オープンでプレーしないことを決めた。世界はとても複雑な状況で、新型コロナウイルスの感染者は増えている。今回は自分の気持ちに従って旅(米国遠征)をしたくない」と説明した。

 世界1位のノバク・ジョコビッチ(33=セルビア)は出場し、日本勢では錦織圭(30=日清食品)、西岡良仁(24=ミキハウス)や杉田祐一(31=三菱電機)、内山靖崇(27=積水化学)らがエントリー。女子では2018年大会の覇者の大坂なおみ(22=日清食品)はエントリーされたが、世界1位のアシュリー・バーティ(24=オーストラリア)は欠場する。