【テニス】錦織 五輪を見据えデビス杯に出場予定

2020年02月17日 16時40分

錦織はいよいよ来月に復帰か

 東京五輪前にエア・ケイが日本でプレーするかもしれない。現在ケガでツアーを欠場している日本テニス界の男子エース、錦織圭(30=日清食品)が3月6~7日の国別対抗戦デビス杯(兵庫・三木市)で復帰する可能性が高まってきた。

 錦織は右ヒジの故障により昨年8月末の全米オープン3回戦敗退後から長期欠場中。出場を目指した1月の全豪オープンも回避して復帰が遅れるが、日本テニス協会の土橋登志久強化本部長(53)は「デビス杯に向けて調整している」と近況を語った。

 デビス杯は錦織が目指す東京五輪と大きなつながりがある。五輪出場の条件には「五輪サイクル(4年間)で少なくとも3回、最後のノミネートに名前があり、対戦の際にその場にいること」とあるが、錦織はまだ1回。仮に今回出場したとしても2回止まりで条件を満たせない。

 ただ、例外規定に「ケガ・病気の場合」「過去の五輪での貢献」があり、リオ五輪銅メダルの錦織は国際連盟へ申請すれば間違いなく適用されるとみられる。つまり今回は出場しようが欠場しようが状況は一緒だが、土橋本部長は出場を見据えている。「やはりデビス杯が条件の一つと思っています。基本的に出場が前提です。出場させなければいけない私の立場もありますし、その方向で動いています」

 日本協会は13日の常務理事会で東京五輪に向けた第2次の強化指定選手を選出。男子にはもちろん錦織の名前があった。五輪金メダルを目指し、まずは団体戦で復帰となるか。