パラ競泳“女王”成田真由美 東京大会諦めず「練習しかない」

2020年01月13日 14時00分

成田真由美

 日本知的障害者選手権新春水泳競技大会が13日、千葉県国際総合水泳場で行われた。

 東京パラリンピックイヤーを迎え、会場は例年以上に緊迫した雰囲気に包まれた。そんな中、大ベテランの成田真由美(49=JPSF)が女子50メートル背泳ぎに出場。47秒台を目標に掲げていたが、後半に失速し、49秒20という平凡なタイムに終わった。

 昨年11月の日本選手権では「課題は山積みだった」と悔しい思いをした。しかし、今回も納得のいく泳ぎができず「ワーストじゃないですか。ひどいタイムでしたね」と唇をかんだ。

 パラリンピックでは、通算15個の金メダルを獲得。「水の女王」と呼ばれているが、2008年の北京大会後に第一線を退いた。しかし、16年のリオ大会で日本代表に復帰。現時点で派遣標準記録は切れていないが、古傷であるヒジのケガもほぼ完治しており、最後には「泳ぎは悪くなかった」と手応えを口にした。

 3月の代表選考会まで残された時間はわずか。「練習しかないです。練習と(体を)壊さないためのケアが必要になってくると思います」と気合は十分で、最後まで東京大会の切符を諦めるつもりはない。