【名古屋場所】「コロナになりませんように…」12部屋休場の異常事態 出場力士は〝神頼み〟

2022年07月24日 06時15分

名古屋場所が行われる愛知県体育館(東スポWeb)
名古屋場所が行われる愛知県体育館(東スポWeb)

 大相撲名古屋場所(愛知県体育館)は24日に千秋楽を迎える。中日目前からコロナが直撃している中、出場力士からは〝神頼み〟が聞こえてきた――。

 今場所は7日目(16日)から13日目(22日)まで7日連続で11もの部屋から新型コロナウイルス陽性者が確認された。カド番の大関御嶽海(出羽海)、一時優勝争いのトップに並んでいた幕内一山本(放駒)、他には好調をキープした幕内琴ノ若(佐渡ヶ嶽)や幕内錦木(伊勢ノ海)など、当該部屋の所属力士は途中休場となった。全休の田子ノ浦部屋を含めると休場力士は170人以上。そのうち幕内は14人だ。

 14日目(23日)は陽性者が確認されることなく、取組はスムーズに進行。その一方、幕内土俵入りが通常より20分後ろ倒しになり、幕内取組は竜電(高田川)ら十両3人が加わった。試行錯誤のコロナ対応が続く中、土俵に上がる力士からはこんな声が上がった。

「こればかりは目に見えないものなので…。取組が少ないのは残念ですけど、最後まで集中して取りたい」(幕内明生=立浪)

「毎朝『コロナになりませんように』とお祈りしています。こういう状況で我慢が続くけど、(出場力士は)みんななんとか相撲を取っている。後は神頼みです」(幕内豊山=時津風)

 芝田山広報部長(元横綱大乃国)は場所入りできず、〝リモートワーク〟に切り替えたという。このように親方らにも影響が及んでいるが、休場力士をこれ以上出すことなく場所を終えたいところだ。