逆襲モード全開だ。大相撲名古屋場所8日目(17日、愛知県体育館)、大関正代(30=時津風)が幕内玉鷲(37=片男波)を寄り切って4勝目(4敗)。のど輪にのけ反り押し込まれたが、土俵際で耐えて攻め返した。

 取組後は「押し込まれるところがあったけど、残りきれてよかった」と安堵。続けて星を五分に戻し「振り出しに戻したということでもっといい方向にいけばいい」と率直な感想を語った。

 4度目のカド番で迎えた今場所は、初日から3連敗といきなり窮地に陥った。それでも6日目に幕内大栄翔(追手風)を圧倒すると、前日は全勝だった幕内逸ノ城(湊)を下すなど、復調気配を見せてこの日で3連勝。「序盤戦の相撲に比べるといい方向に行っている」とうなずいた。

 大関として物足りない成績を指摘されることもあるが、陥落の危機を乗り越えてきたのも事実。勢いを取り戻しつつある正代はどこまで連勝を伸ばせるか。