大相撲名古屋場所2日目(11日、愛知県体育館)で元大関の朝乃山(28=高砂)が本場所の土俵に復帰する。昨年5月の夏場所中に新型コロナウイルス対策の規則(不要不急の外出禁止)に違反していたことが発覚。出場停止6場所などの懲戒処分を受けた。番付は当時の大関から西三段目22枚目まで転落。下の名前を「英樹」から本名の「広暉」に改名し、出直しのスタートを切る。

 そうした中、元関脇貴闘力の鎌苅忠茂氏(54)が、自身のユーチューブチャンネル「貴闘力部屋」に新動画を投稿。視聴者からの「朝乃山の展望は?」との質問に答える形で「朝乃山は四つ相撲だし、たぶん十両までは全勝でいくと思うよ。1年のブランクがあるから最初の1、2場所はちょっと怖い…と言っても、まだ三段目だからね。三段目と大関の差って言ったら片足でも勝てるんじゃないの」と太鼓判を押した。

 一方で、朝乃山と対戦する三段目力士に向けては「オレらだったら(実力的に)現役の大関と相撲が取れると思って〝一発食ってやろう〟という気持ちになるけど。元大関なんかとやっていられないというタイプと両方いるかもしれない。(前者が)多いことを願いたいよね。土俵に上がったら同じ人間と思ってやればいい」と奮起を促した。

 鎌苅氏の言葉通り朝乃山が全勝を続けていけば、最短なら11月の九州場所で十両に復帰する可能性がある。元大関がどこまで連勝を続けられるかに注目だ。