大相撲初場所で3度目の優勝を果たし、26日に大関へ昇進する関脇御嶽海(29=出羽海)が、地元の伝説の力士への思いを語った。

 故郷の長野県からの大関誕生は昭和以降初。江戸時代にあたる1795(寛政7)年の雷電以来、実に227年ぶりの歴史的快挙となった。その雷電の通算成績は254勝10敗(勝率9割6分2厘)。御嶽海が大関昇進を確実にしたことで、その名と偉業が改めてクローズアップされた形となった。

 初場所千秋楽から一夜明けた24日の会見では、そんな〝伝説〟と地位で肩を並べることに「実感はわかないけど偉大な先輩の後というので、ある意味プレッシャーがあると思う」と苦笑い。自身も幼少期から雷電の名は耳にしており「やっぱり相撲をやっていく上で名前は自然と出てきていた。どれくらい強いというのはプロに入って分かったんだけど、名前は小学校からなじみはあった。相撲を好きな人は知ってはいるんでしょうけど、知らない方でも雷電という名前を知ってもらうのはうれしく思う」と、自身の昇進で再び雷電に注目が集まることへの喜びを口にした。