大関初優勝を目指す朝乃山 新大関正代とのパワー差を痛感「自分が弱いなと気づかされた」

2020年10月09日 14時01分

稽古で若い衆に胸を出す朝乃山(代表撮影)

 大相撲11月場所(11月8日初日、東京・両国国技館)で大関初優勝を目指す朝乃山(26=高砂)が9日、現在の実力を〝自己査定〟した。

 横綱不在で迎えた9月の秋場所は優勝候補の本命と目されながらV逸。10勝5敗で終えた先場所を改めて振り返り「(初日から)3連敗の時は、勝ち急いだりして落ち着きがなかった。心技体で体しかなかった。技術もなかったし、一番は心がない。(10勝中)不戦勝が2つある。(実質的に)8勝7敗ですからね」と冷静に分析した。

 秋場所で初優勝した新大関正代(28=時津風)とのパワーの差も痛感している。「(押し倒されて完敗した)14日目の相撲を見たら分かるじゃないですか。吹っ飛ばされました。自分が弱いなと気づかされた」。現在は自身の課題と向き合いながら、ケガの予防と馬力強化に取り組んでいる。この日の稽古では25キロの重りを持ちながらすり足に取り組み、7月場所前に始めた個人トレーナーとの筋力トレも継続中。

「15日間戦える筋肉や体力をつける。下半身を鍛えてケガしないようにしたい」と前を向いた。