女子ゴルフ「シモーネ・アジアパシフィック・カップ」初日(18日、インドネシア・ポンドックインダGC=パー72)、渋野日向子(23=サントリー)は3バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの73で回り、首位と8打差の14位発進した。妹でアマチュアの暉璃子(きりこ=明大2年)は75の24位。

 個人戦とともに競われる2人一組のチーム戦では、渋野姉妹ペアは9位につけた。

 最終18番(パー5)でダブルボギーを叩いた日向子は「途中まではなんとか我慢できたんですが、最後がよくなかったので残念です。今日なにも忘れた、最後で(笑い)」と素直な感想。一方で初の姉妹共演に「めっちゃ楽しかったです」とエンジョイしたようだ。

「自分より30ヤード飛ばす」と評価していた暉璃子のプレーにも「ほんとにいつもと変わらない感じだったし、個人的にはドライバーで2回勝ててよかったです。でも、あまり緊張しないタイプだから、普通にいつも通りという感じでした」と堂々としたプレーぶりに目を細めた。

 初のプロ大会出場となった暉璃子も「楽しかったです。お客さんがいるのは気になるかなと思っていたんですけど、あまり気にならなかったです。普段通りプレーできました」と楽しんだ様子。のびのびとプレーする姉妹タッグが大会の話題となりそうだ。