新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断されているゴルフの米男子ツアーが6月中旬から再開されると、米誌「ゴルフダイジェスト」(電子版)が報じた。

 同誌によると、再開初戦となるのは6月11~14日にテキサス州フォートワースのコロニアルCCでの「チャールズシュワブ・チャレンジ」で、当初より3週間遅れの開催が、今週中にも発表されるという。

 米男子ツアーは3月12日に開幕した「プレーヤーズ選手権」の初日終了後から中断され、5月7~10日に開催予定だった「AT&Tバイロン・ネルソン」まで中止または延期が決まっている。再開後も当面は無観客とする見通しだ。「チャールズ――」翌週の6月18~21日予定だったメジャーの「全米オープン」(ニューヨーク州ウイングドフットGC)は9月17~20日に延期されている。

 米ツアーを主戦場とする松山英樹(28=LEXUS)は「プレーヤーズ――」の初日を首位スタートし、復調をアピールしていたが、この中断を乗り越えて再び好プレーを見せられるか。