フィギュアスケート女子の樋口新葉(21=明大)が〝村神様〟に大きな刺激を受けている。

 東京出身の樋口はプロ野球・ヤクルトの大ファンとして知られており、6月26日のヤクルト―巨人戦(神宮)では始球式に登場。華麗な1回転ジャンプ後に、ワンバウンド投球を披露した。さらに、主に練習を行う明治神宮外苑アイススケート場は神宮球場の目と鼻の先で、試合を観戦することもあるという。

 樋口は「ずっと神宮で滑っているのもあって、2週間くらい前も夜練終わりに見に行きました」と笑顔で告白。観戦日は若き大砲・村上宗隆内野手(22)に本塁打は出なかったものの、チームの勝利を見届けた。

 その村上は22試合を残して51本塁打をマーク(5日現在)。2013年にウラディミール・バレンティン外野手(当時ヤクルト)が記録したプロ野球記録の60本超えも視界に入れている。それだけに、樋口も「60本は余裕でいくと思います。65本とかいったらやばいなと思います」と声を弾ませた。

 昨季のヤクルトは日本一となる一方で、樋口は全日本選手権で2位と、惜しくも頂点に届かなかった。5日に都内で開かれた「上月スポーツ賞」表彰式に出席した樋口は「一番は全日本選手権の優勝を目指している」ときっぱり。今季はヤクルトともに、日本一への上昇気流に乗っていくつもりだ。