平昌五輪フィギュアスケート女子金メダリストのアリーナ・ザギトワ(19)の競技会復帰について、元選手が厳しい見方を示している。

 ザギトワは金メダル獲得後の2019年に活動休止を発表。現在は大学で学びながら、ショーに出演したり、インタビュアーとして活動している。女王の復帰がいつになるのか注目を集めるなか、ロシアの元フィギュア選手でペアで活躍したカタリナ・ゲルボルト氏がロシア「スポーツ」に厳しい見方を示した。

 ゲルボルト氏は「何事も不可能はないと思う。意志があれば、人はなんでも成し遂げることができる。ただ、問題は、なぜザギトワがそれをしなければならないのか、ということ。欲しいタイトルはすべて手に入れており、モチベーションはない」と現実的ではないと否定した。

 ハードな練習から遠ざかっていることもマイナスに働くという。

「数年前から自由な生活を送っていると、なかなか同じレベルで自分をハードワークさせることはできない。ザギトワが元の姿を取り戻すには、10倍以上の努力が必要だ」と、厳しい指摘だ。

 ロシアフィギュア界には、カミラ・ワリエワ(16)や北京五輪金のアンナ・シェルバコワ(18)ら強い後輩が次々に出現している。確かに一度頂点を極め、華やかな生活を味わってからストイックなアスリート人生に戻るのは、相当な覚悟が必要かもしれない。