ロシアのフィギュアスケート界で名指導者として知られるタチアナ・タラソワ氏が、スポーツ界の制裁を受けてアスリートの間で国籍変更の動きがあることに理解を示した。
ウクライナ侵攻を受けてロシアに対する制裁が加速する中で、フィギュアスケートを始め多くの競技で選手たちが国籍変更を検討する動きが出てきている。
ロシアでは賛否両論が渦巻く中、同国メディア「スポーツエクスプレス」は重鎮のタラソワ氏のコメントを報道。「私の意見では(国籍変更を検討する)彼らには、支援も非難も必要ない。誰もが、自分にとって何が正しい選択なのかと考える中で、何をすべきかを選ぶことができるのです。好きなようにやらせてあげればいいでしょう」と指摘。国籍変更は本人の自由だとの見解を示した。
一方で、自身の国籍変更に関しては「もう55年も選手じゃないんだから。母国を変えるなんて考えられない」と否定。愛国心をのぞかせて一連の動きをけん制する面も垣間見せた。
ロシアのアスリートによる〝大量亡命〟が現実となるのか。事態の行方から目が離せない。












