世界を魅力するスケーターがリンクに戻ってくる。フィギュアスケートのアイスショー「ファンタジー・オン・アイス」は11日、公式サイトで2014年ソチ&18年平昌五輪金メダルの羽生結弦(27=ANA)の出演が決まったと明らかにした。

 右足の状態が不安視される中で出場した2月の北京五輪では4位に終わったものの、クワッドアクセル(4回転半ジャンプ)が世界で初めて認定された。今季については「フィールドは問わないって自分の中では思ってます。それがアイスショーなのか、競技なのか、それが報われるのか、報われないのか、僕にはちょっと分からない」としながらも「羽生結弦のスケートが好きだなって思ってもらえる演技を続けたいと思っています」と語っていた。

 3月の世界選手権は右足の捻挫の影響で欠場。ファンから心配の声が漏れていたが「ファンタジー・オン・アイス」の全公演(幕張、5月27~29日、名古屋、6月3~5日、神戸、6月17~19日、静岡、6月24~26日)に出演予定となっている。ファンは「とっても嬉しいです」「羽生結弦選手全公演INやった~」などと大興奮。ツイッターでは「羽生くん」がトレンド入りを果たした。