1994年リレハンメル五輪フィギュアスケート女子金メダルのオクサナ・バイウルさん(ウクライナ)が、18年平昌五輪金メダルのアリーナ・ザギトワ(ロシア)にかみつき、物議を醸している。

 バイウルさんは、インスタグラムでザギトワに対し「娘よ、もう理解したでしょう? 他人の冠をかぶってはいけないと?」なとど投稿。フォロワーから「何が起きたのか?」と問われると「彼女は知っている」とだけ答えた。

 謎の投稿をロシアメディアは一斉に報道。「スポーツ24」は、「またウクライナの五輪女王がザギトワにかみついた」と過去の因縁についても報じた。

 同メディアによれば、バイウルさんは、ザギトワが平昌五輪で着用した衣装が自身の衣装の「盗作だ」と批判したり、ザギトワがアイスショーに出演した際、06年トリノ五輪アイスダンス金のタチアナ・ナフカ氏の王冠を着用したことにもかみついたという。

 ロシアのウクライナ侵攻が影響しているかは不明だが、バイウルさんがザギトワを良く思っていないことは確かなようだ。