女子フィギュアスケートで2010年バンクーバー五輪で金メダルを獲得した金妍兒(キム・ヨナ)さんと縁のある〝ヨナ・チルドレン〟が、北京五輪のフィギュアスケート韓国代表に決定し、注目を集めている。

 韓国の公共放送局「KBS」は「キム・ヨナチルドレンと呼ばれる2人のフィギュア有望株、ユ・ヨンとキム・イェリムが北京冬季五輪の代表になった」と報道した。

 ユについては「バンクーバー五輪で韓国フィギュア界に新たな歴史を築いたキム・ヨナ。7歳の子供だったユはキム・ヨナのこの演技を見た後、フィギュア選手の夢を育んできた。4年前の平昌五輪では年齢制限がかかって出場できなかったが、武器のトリプルアクセルを前面に打ち出し、いよいよ夢の舞台を踏む」と紹介した。

 また、キムは演技の振付師がヨナさんの振付師としても有名なデビッド・ウィルソン氏という共通点もあり〝第2のキム・ヨナ〟として以前から話題を呼んでいた。

 韓国では代表に選ばれた2人の人気が沸騰しており、北京五輪でヨナさん以来となる金メダル獲得に期待が高まっているようだ。