韓国メディアが2月開幕の北京五輪に向けてフィギュアスケート男子日本代表の羽生結弦(27=ANA)を特集し「記録製造マシンだ」と大絶賛した。

 韓国での羽生に対する人気は高く、北京五輪が近づくにつれて関心が高まっている。そうした中、同国紙「スポーツ京郷」は「注目される氷上のスター」として羽生の特集を展開。「羽生は〝記録製造マシン〟だ。2017~18シーズンまでの旧採点制度では、計12回も世界新記録を打ち立てた。以前の採点制度でショートプログラムで初の100点超え、フリースケーティングで初の200点超え、総合で初の300点を超えた選手だ」と歴史を塗り替え続ける羽生の偉業を紹介した。

 さらに「羽生はオリンピックスのステージで特に強い。14年ソチ五輪で金メダルを首にかけ、五輪男子シングルのフィギュアでアジア選手が初めて金メダルを獲得した。18年平昌五輪でも優勝して66年ぶりに2連覇を達成した」と大舞台で無類の強さを誇っていると強調。「羽生が今回の北京五輪でも頂上に上がれば、94年ぶりに男子フィギュアオリンピック3連覇という大記録が生まれる」と約1世紀ぶりの快挙に期待を寄せた。

 北京五輪では韓国でも羽生フィーバーが吹き荒れそうだ。