フィギュアスケートの全日本選手権(長野・ビッグハット)の各種目上位者が競演するエキシビション「オールジャパン・メダリスト・オン・アイス2020」が28日、同会場で開催された。

 そのフィナーレにはサプライズが待っていた。男子シングルで5年ぶり5度目の優勝を飾った五輪2連覇の羽生結弦(26=ANA)、日本人2人目の4回転ジャンプ(サルコー)を成功させて女子シングル2連覇を飾った紀平梨花(18=トヨタ自動車)が揃って「片手側転」を披露した。

 紀平はショートプログラムで女子シングルで〝史上初〟の片手側転を決めて話題となっていたが、この日は男女エースの揃い踏み。エキシビションでしか味わえない大技コラボに観客は大喜びだった。