「全日本実業団対抗駅伝競走大会(ニューイヤー駅伝)」(1日、群馬県庁発着=7区間、100キロ)で創部51年目のホンダが、エース区間4区を走った東京五輪1万メートル代表の伊藤達彦らの力走などで初優勝を飾ったが、表彰式で優勝旗の授与されなかった。

 先月16日に昨年優勝の富士通が、優勝旗の紛失を発表。保管先となっていた同社本社ビルで複数回にわたって場所が変わっていたことから、紛失、誤廃棄、盗難などの可能性を含めて調査、捜索したものの、発見されていない。時間的に代替品を発注しても間に合わなかったため、優勝旗授与なしという異例の形での表彰式だった。

 悲願の初優勝に水を差されてしまった格好だが、優勝会見では優勝旗に関する質問を司会者が〝却下〟した。もちろん授与されるに越したことはないが、優勝したホンダの選手、指導者らはどんな思いを抱いたのだろうか。連覇を狙った優勝候補の富士通は誤算が続いた影響で12位に終わった。