ミズノは14日、主に駅伝ランナーに向けた新ランニングシューズ「WAVE DUEL NEO SP」(ウエーブ デュエルネオエスピー)を24日から全国のミズノランニング品取扱店で限定発売すると発表した。

 今回発売する新シューズは、昨年7月に発売された「WAVE DUEL NEO」(ウエーブデュエルネオ)をベースにソールを厚くし、ミズノ独自開発の高反発ソール素材「MIZUNO ENERZY」(ミズノエナジー)をより広範囲に搭載することで、ソールのクッション性と反発性を高めたという。ミズノがこれまで発売したレーシングモデルとしては、最もソールが厚いシューズとなる。

 前回の箱根駅伝では、出場した84・3%がナイキの厚底シューズを使用。東京五輪男子マラソン代表の大迫傑(29=ナイキ)や同女子マラソン代表の鈴木亜由子(29=日本郵政グループ)も愛用している。

 ナイキのシェア率が急拡大する中、ミズノがどれだけ迫れるのか。箱根駅伝では、シューズからも目が離せない。