五輪組織委「開催可否は3月」発言の裏 10月に設定したIOC側に反撃か

2020年06月06日 16時40分

【スポーツ情報局】デスク 東京五輪の「Xデー」は来春か。

 五輪担当記者 1年延期になった東京五輪の開催可否のことですね。新型コロナウイルスの終息は見込めませんが、大会組織委員会の遠藤利明副会長(70)は、現状で決断するのは時期尚早として「来年3月やそのぐらいできちっと判断しないといけない」と発言しました。

 デスク 各国代表の選手選考の状況も判断材料になるとか。

 記者 そのようですね。国際大会が再開して世界選手権や大陸選手権でどれくらいの代表選手が決まるのか。国内でも通常、4月に競泳、6月に陸上のトラック、フィールド種目が代表選考会を開きますし、リミットとしては良いタイミングではないでしょうか。

 デスク でも、国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長(70)は開催に関する重要な時期を「10月」に設定していたな。

 記者 組織委によれば、その発言はあくまでコーツ氏の個人的見解であり、大会の可否という言葉は使っていないとのことです。とはいえ、組織委幹部が判断時期を言及するのは初めてですし、いつも一方的に見解を示されるので、その“反撃”の意味も込められていたかもしれませんね。

 デスク IOCが日本の隙を狙っているのは明らかだからな。

 記者 確かに安倍晋三首相(65)は、これまでIOCに“利用”されたことが…。周囲からも「日本はなめられている」との声も聞かれますしね。今後の“攻防”も注目ですね。